74歳、最後の戦い。
映画『乱』製作現場で目撃された、
人間・黒澤明の真実。

『映画の中の黒澤明』予告編
映画『乱』公開から40年。

製作現場に唯一残された、鬼才の知られざる姿を映し出す
ドキュメンタリー映画、ついに完成。

『映画の中の黒澤明 Filming Akira Kurosawa』

 



小田原シネマ館
2025年12月12日(金)
~12月29日(月)

上映決定!
<住所>
〒250-0011
神奈川県小田原市栄町2-7-30 みのさん第一ビル1F 小田原シネマ館
<アクセス>
JR小田原駅(東口)から徒歩5分ほど。
駅前バスロータリーから、錦通商店街へ進み
右手側にドンキホーテが見えたら、その先の左手側「旅館の長栄館」さん手前の路地に入ると劇場です
余白(40px)

あなたは、本当の黒澤明を知っていますか?

国民栄誉賞を受賞し、「世界のクロサワ」として知られる映画監督、黒澤明。
しかし、その人物像は「怖い」「厳しい」といった
誤解されたイメージで語られることが少なくありません。
海外では今なお多くのクリエイターに影響を与え続ける一方、
日本ではその真実の姿を知る人は多くないのです。

真実の黒澤監督は、非常に穏やかで、優しい物言いをする名演出家だった。
この作品は、映画『乱』の製作過程で見せた「人間・黒澤明」を紹介します。

救いの書: 黒澤映画が人生の教科書だった ペーパーバック  河村光彦 (著)
黒澤明の映画は、人生の教科書だった――。著者は、自身の苦難と再生の体験を通して、黒澤作品に描かれた「罪」「贖罪」「赦し」「希望」の物語と静かに向き合い、それらを一つの人生の答えとして紡ぎ出します。代表作『生きる』『七人の侍』『羅生門』『赤ひげ』などに登場する不完全な人間たちが、どのように他者と出会い、自らを乗り越え、誰かのために立ち上がっていくのか。その姿に私たちは何を学べるのか。

本書は映画の解説ではなく、人生の物語です。著者自身が「なぜ生きるのか」という問いを抱え続け、黒澤映画の現場で出会った監督のまなざしと、生涯にわたり記録してきた映像から導き出した“祈り”の書でもあります。黒澤明の記録映画『Life Work of Akira Kurosawa』の監督として、38年をかけて完成させた著者が、今あらためて語る「人はなぜ生き直すことができるのか」。その答えが、読者一人ひとりの心に静かに問いを投げかけます。

余白(40px)
余白(40px)

これは、黒澤明の夢を叶える映画。

「僕が描きたいのは、どうして人間はもっと仲良く、楽しく暮らせないか
ということ。もっと善意に満ちてやれないか、ということだけです」

- 黒澤明 (キネマ旬報 1963年)
この言葉に込められた監督の夢を叶えるため、本作はリメイクされました。
『乱』公開から40年。未完成ビデオから改編を重ね、
日本映画ペンクラブ賞を受賞した貴重な記録が、
ついに『映画の中の黒澤明 Filming Akira Kurosawa』として完成。
74歳にして、映画作りに全てを捧げた「人間・黒澤明」の情熱と優しさに、
あなたは心を奪われるでしょう。
藪の中の光: ― 三つの嘘と、ただひとつの光のために ペーパーバック 河村光彦 (著)
芥川龍之介の短編『藪の中』と、黒澤明監督の映画『羅生門』。二つの傑作が交差する場所に、人間の語り、沈黙、赦し、そして再生への希望が見えてくる――。

本書『藪の中の光』は、「語られぬ倫理」というテーマを軸に、文学・映画・宗教・文化の境界を超えて、私たちが今なお直面する「真実とは何か」「赦しは可能か」という問いに挑みます。

著者・河村光彦は、黒澤明監督の集大成映画『乱』の現場を記録し、その失われた映像の修復と初公開に尽力してきた。
記録映画『Life work of Akira Kurosawa黒澤明のライフワーク』の監督及び製作者。長年70mm映画の監督を務めた。
その経験と人生の節目が、本書に深いリアリティと魂を吹き込みます。

“光は語られぬ場所にも差し込む。”
人間の弱さと希望に寄り添う、静かなる倫理の書。

― 語られざる倫理と救済の物語
この深遠な文学エッセイは、芥川龍之介の短編小説『藪の中』と黒澤明監督の映画『羅生門』を考察し、沈黙、物語、許し、そして人間の道徳といった永遠のテーマに迫ります。真実は本当に語られるのでしょうか?許しは果たして可能なのでしょうか?

胃癌と闘いながら、苦難の影の中で書かれた本書は、批評的な研究であると同時に、救済の証言でもある。
相反する真実の混沌の中で意味を求める人々に差し出される、静かで力強い光である。

余白(40px)
余白(40px)

世代を超えて心に響く、黒澤明のメッセージ

【若者世代のあなたへ】
伝説の巨匠の、意外な素顔に触れる

『七人の侍』『羅生門』――名前は知っていても、遠い存在だった黒澤明。この映画で描かれるのは、創作に悩み、スタッフを家族のように愛し、良い作品作りに情熱を燃やす一人の人間の姿。伝説の裏側にある真実が、あなたの心を揺さぶります。

【時代を知るあなたへ】
あの頃の情熱が、鮮やかによみがえる

1984年、74歳にして超大作『乱』に挑んだ黒澤監督。そのエネルギッシュな姿は、同時代を生きた人々の記憶を呼び覚まし、明日への活力を与えてくれるはずです。元気いっぱいで現場を走り回る監督の姿を目撃できる、唯一無二のドキュメンタリーです。

【黒澤映画が人生の教科書】

河村監督の黒澤映画論Amazonで発売中! 

黒澤明の映画は、人生の教科書だった――。著者は、自身の苦難と再生の体験を通して、黒澤作品に描かれた「罪」「贖罪」「赦し」「希望」の物語と静かに向き合い、それらを一つの人生の答えとして紡ぎ出します。代表作『生きる』『七人の侍』『羅生門』『赤ひげ』などに登場する不完全な人間たちが、どのように他者と出会い、自らを乗り越え、誰かのために立ち上がっていくのか。その姿に私たちは何を学べるのか。

03

小見出し

ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
映画の中の黒澤明
Filming Akira Kurosawag
余白(40px)
余白(40px)

確かな評価が、作品の価値を物語る

日本映画ペンクラブ賞 2024 奨励賞 受賞


前身である『LifeWorkofAkiraKurosawa』としての上映活動から、
その芸術性と記録的価値が高く評価されました。

「これは単なるメイキングではない。一人の偉大な芸術家の魂の記録だ。」
– ピーター・バラカン

余白(40px)
余白(40px)
余白(40px)

よくある質問

実際の公開ページでは回答部分が閉じた状態で表示されます。
  • この映画はドキュメンタリーですか?

    はい、映画『乱』の製作現場を記録したドキュメンタリー映画です。黒澤明監督の実際の姿を捉えた貴重な記録映像となっています。

  • 上映時間はどのくらいですか?

    上映時間は93分です。映画『乱』の制作過程を通じて黒澤監督の人間性に迫る内容となっております。

  • どこで観ることができますか?

    秦野市立本町公民館(入船町12-2) 2階多目的ホールで上映予定です。
    詳しい上映館とスケジュールについては、下記の上映情報をご確認ください。

  • 映画初心者でも楽しめますか?

    はい、映画好きの方はもちろん、黒澤明作品を観たことがない方にも楽しんでいただけます。一人の人間としての黒澤監督の魅力を描いた作品です。

  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

    ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
余白(40px)
余白(40px)

劇場で、本物の黒澤明に出会う。

作品名: 映画の中の黒澤明 Filming Akira Kurosawa

監督: 河村 光彦 撮影: 谷口 裕幸

映倫区分: G 

https://youtu.be/1woxsrPabOA
予告編 5分
リンクをシェアしてください。